【ローリング☆ガールズ第6話】栄光に向かって走る あのケッタに乗っていこう
ローリング☆ガールズ第6話感想・考察です。
ダンディにバイクを修理してもらった学生時代の友亀。走るのがつらくなったとこぼします。
少し間をおいて発される「そんなときもある」というダンディの言葉。ダンディにも同じような時期があったのかと考えてしまいます。
それとも「そんなとき」が伝説のライダー望都屋大治郎の引退のときだったとか。真相は闇の中です。
友亀少年も望都屋大治郎に憧れていたようですね。
屋根の上での姫ちゃんと友亀の会話。
ここで石が降ってきます。石が現れる条件は命の危機ではなさそうですね…。
「何かしら大きな心の動きがあったとき」とか?それとも特定の条件はないのか…。最終話までに解けるのでしょうか。
ロリ姫ちゃん可愛い…。そりゃ友亀少年も惚れますわ。
できればこのままの君でいてほしい。
「大切なことを思い出させてくれた」との友亀の台詞。
このときの友亀は走ることの楽しさを一度取り戻しているようですね。
後の(現在に至る)周囲に競い合える相手が居ないという悩み・虚無感とは何かしら別の事案のようです。
少し場面はとんで冷蔵庫で冷え冷えの千綾がお風呂に入ってるシーン。
なんで浮かんでるのがアヒルじゃなくてニワトリなのかと思ったら「名古屋コーチン」なんですね。
小ネタは随時拾っていきます。
金シャチ総合病院にて、
友亀「競い合える相手が、誰も…」
ダンディ「それは、寂しいな」
ダンディのこの共感を覚えているような言葉は、かつて望都屋大治郎が同じような状況にあったことを示しているのではないでしょうか。
気になるのでOVAでダンディの過去編とかやってもらえないでしょうか…。
本作は魅力的なキャラが多く出るのですが、一編2話という構成上、各キャラの過去まではなかなか深く掘る余裕が無いのが少し寂しいところです。
そしていよいよレーススタート。
ここからは語るだけ野暮な感じになっていきますが、そう言ってしまうと終わってしまうので少しずつお話を。
友亀と姫ちゃんの悩みは根っこの部分が同じだったんですね。
大好きだったはずのものがいつの間にか何かしらの理由でつらく嫌なモノになってしまっていた。
しかし、愛知と三重の対立というある意味危機的な状況のために、その好きなこと(レースとシャチホコ)に向き合ったとき、それぞれの「好きだ」という気持ちに気付くんですね。
さぁここからはいよいよ説明不要(説明不可能)。
軽トラでどうやってバイクに追いついたのかとか、
チャリでどうやって追いついたのかとか、
何故ライダーのここぞという場面でわざわざチャリにするのかとか、
なんで大砲でぶっ放したヤツが上手くシャチホコに取り付けられたのかとか、
細けえこたぁいいんだよ!!(by執行さん)
その方が熱いから!楽しいから!!盛り上がるから!!!
レース終盤はとにかくそのノリでしたね。
それが最高に熱かったです。
この6話終盤はローリング☆ガールズのいいところを凝縮させたようなものになっていると思います。
何もかも忘れてひたすらお祭りを楽しむような。
今までで最高の話数でした。
そして次はもっと最高な京都編が待ってるんだよなぁ…。