Do you see the GIRL

元・アニメ制作進行の自分が、アニメを見ての感想だったり、映画を見ての考察だったり、エロゲをやって勃ったことだったりを書いていくブログです。

【アニメ「ローリング☆ガールズ」第5話】何故そこまでダンディでいられるのか

さて、第5話は愛知三重編です。

東京編は多少辛辣なことも書きましたが、愛知三重編は面白かった記憶があるので、いいことが書けると思います。

 

冒頭のレースシーンではカントリー調のBGMがかかっていますが、これは昔大ヒットした「走れコウタロー」を意識してるのではないかと推察します(「走れコウタロー」のジャンルは正確にはブルーグラスですが)。

レースの実況も入ってますしね。

www.youtube.com今の人にもわかりやすく言うと「みどりのマキバオー」のOPの原曲です。

といってもマキバオーももう20年前ですか。

(※8/25 00:25 追記 知人から指摘が入りまして、このBGMはブルーハーツの「ながれもの」のアレンジであるとのことでした。いや、そうであったとしても「走れコウタロー」を全く意識していないことはないはず。レースの実況があるこのシーンでこのカントリー調のBGMはさすがに偶然じゃないはず。そうじゃないと鬼の首を取ったようにこんなこと言ってる自分が恥ずかしすぎる…)

 

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あ、腕のコアラもちゃんとヘルメットしてる。

道交法は守らないとですね。

 

ところでなんで姫子は腕にコアラ付けてるのかなと思ったんですが、その昔、名古屋の東山動物園が日本初のコアラの展示を行ったそうです。

こういうちょっとしたご当地ネタを知ることができるのもローリング☆ガールズの良いところではないでしょうか。

 

愛知に向かう望未たちですが、ガス欠でバイクを押していくことに。

こういうときにイチイチ悪態をつく逢衣ですが、このあたりは全て広島編での喧嘩への布石でしょうか。

ここも若干、物語のために嫌なキャラにされてる感がなくもないですが…。

 

魚虎家に着いた姫子。

親父と話しているとワラワラと集まってくるご近所さん。

このあたりの描写は、この作品一つのキモとなっている「ご当地感」というものではないでしょうか。

東京編では「ご当地」や「お祭り」よりもストーリー性やキャラクターの葛藤に重点が置かれていたので、作品の雰囲気としては所沢編に近くなった感じがします。

ところで、ご近所さんと仲が良い女の子が妙に可愛く見えるのって何故なんでしょうか。

男にとって「理想の女の子像」の一つだと思います。

 

そして今回は早めの話の展開。

愛知中のシャチホコが次々に爆破され、しまいには望未たちのところに空からシャチホコが降ってきます。

やることが毎度無駄に派手なのがローリング☆ガールズらしくていいですね。

 

そして出たぁッ!ダンディッ!!

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コーヒー注いでるだけでダンディだなんて…。

 

逢衣と姫子がメシの取り合いで揉めてる中、一瞬動く姫子のコアラ。

それを訝しげに見る千綾。

このやりとりって6話への何かしらの伏線になってたりしましたっけ?保留。

 

そして回想の望未と姫子の出会いのシーン。

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あーもうランドセルなんていうエログッズを望未に背負わせるなんて全くけしからんですね。

 

ところでこの場面では石がハート形ではなく普通の石のような形をしているんですが、3話の回想では落ちてきた時点でハート形だったような…。

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ただの演出ミスでしょうか。

いや、でもその後に削られてハート形になっていく描写もあるのでこのカットだけのミスとも考えにくいですよね。謎。

 

三重モーターズの阿漕が店内に突っ込んできてダンディとつばぜり合い。

そこへまたしても首を突っ込んでいく望未。

ここは「三重愛知の平和のために協力してくれないか」という依頼に応えるための行動というのはわかりますが、それもその前に少しだけ映った依頼状に書いてあったのが見えたというだけ…。

作品全体として望未の行動理由がボンヤリしてしまっているのはこのあたりが原因ではないでしょうか。

 

ダンディで紳士的な態度を崩さないダンディに対してのモブの一言。

何故そこまでダンディでいられるんです!?

これは本作イチの名言だと思います。どうやったらこんな台詞が思いつくんだ…。

 

そして場面は魚虎家でのやりとり。

親父が腕をやられたというので姫ちゃんが代わりにシャチホコ作りなよとご近所さん。

修行に行ってたわけじゃなくてシャチホコが嫌になって遊んでただけだから!と姫ちゃん。

嘘というか虚勢を張っているというかそんな感じなのは明かですが、その理由までは5話では明かされず。6話での解決を待ちましょう。

 

喫茶マッハウンテンでのダンディと逢衣の会話。

バイクを片手で止めたダンディはどうやら石を持っていないご様子。

ダンディの話し方を見る限り嘘をついているようには見えないですし…。

東京編でサンダーロードが石を持っているときだけ特殊能力を使えていたのも嘘には見えませんでした。

気の持ちようだったってことでしょうか。

またしても石の謎は深まるばかり…。

 

そして姫ちゃんと友亀が邂逅したところで第5話は終了。

 

本編全体としても愛知三重編としてもほどよく謎を残し、いい具合に次回が気になるまま終われた前編だったと思います。

諸々の解決は後編の第6話で。

【アニメ「ローリング☆ガールズ」第4話】疑問が残る各キャラの行動理由

第4話、東京編後半です。

 

冒頭で、結季奈が以前にも鈴本家に世話になっていたことが明かされます。

のり子は以前と髪型や服装が違っていて気がつかなかったと言いますが、最後に「アンタ、なんか暗くなったよね…?」との非常に気になる一言が入ります。

これって本編終盤とかで原因明かされてたでしょうか…。

覚えてないのでとりあえず保留。

 

前回「東京オールウェイズ」と「オールウェイズ・コミマ」の関係性についていろいろ推測していましたが、この場面でしっかり説明してくれていましたね。

やはり東京オールウェイズ団長の芥火龍之介がオールウェイズ・コミマの創始者とのこと。

これってもしかして芥川龍之介が同人誌(新思潮)を刊行していたことにもかけてるんでしょうか。

 

そして望未たちは双塔の騎士団から逃げるか無罪を証明するかで一悶着。

このときの望未は言ってることは正しいんですが、そこまで意地を張る理由というのが今イチ判然としません。

望未が逢衣と言い合いになり、最後に「(真茶未は)強くなくても諦めないよ!」と言い切るのですが、見る側としては前話までで真茶未の人となりをそんなに把握できていないので、この言葉も心に響きません。

とにかくこの東京編は、終始望未の言動の理由が分かりづらいのがモヤモヤしました。

 

そしてアキがリックの人形の前で籾山と会話し、自分の中で悔い改めて石を返してもらいます。

分かってたけどちゃんと改心してよかった、もしそのままだったら本物のクズだよと思っていたら、

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一度なくしてるクセに不用心すぎだろ!!!!

 

ただこれはアキが悪いと単純に切って捨てるべきではなく、物語の都合でアキを無能にしすぎだと思うんです。

人徳などではなく、ただ単にモサで強いからという理由だけで団長になってしまった印象すら受けてしまいます。

そういう「問題児団長」を描きたかったのかなとも一瞬思ったんですが、終盤明かされるようにのり子には非常に敬愛されていますし…。

この点に関しては東京編はかなり難ありだと思っています。

 

そして次の鈴本家での枕投げの場面ですが、

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逢衣さん!それは!寝間着ですか!?

本作は全編通してパンチラNGのようなので、やはり下着ではないと思います。

まあ普段から水着みたいな格好でウロウロしているのであまり変わらないといえば変わらないのですが…。

それにしても逢衣さん、鼠径部のライン見えてますよ?

 

それはさておき、アキが石を手に入れたときの回想シーン。

最初見たときは「何でいきなり飛び降りたのかなー」と思っていたんですけど、単に風に煽られて落ちてたんですね。

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(これ以上無能にしないで…)

石が誰かの元に現れる要因は「命の危機」なんでしょうか。

望未のときも溺れて死にかけてましたし。

そういえば執行さんが石を手に入れた理由って明かされてなかったような。

石に関しては物語の根幹なので終盤で解明されることでしょう。これも保留。

 

物語は終盤、爆弾騒ぎが発覚して、石も見つかりいよいよサンダーロードの出番です。

アクションシーンになると相変わらずケレン味ブリブリで見ていて楽しくなりますね。東京編でもこの点が健在だったのは安心しました。

そして最後の大爆発。

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景気よくドカンと打ち上がっています。お祭り感。

 

のり子がダイナマイト・ボンバーズの種明かしをしていく回想シーンで、犯行声明の原稿用紙が映ります。

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変わったデザインだったので調べてみたのですが、夏目漱石が特注で使用していた原稿用紙がモデルのようです。

芥川龍之介夏目漱石の門下で関係は深いですし、「漱石山房の冬」という夏目漱石を題材にした短編まで出してるぐらいなので、ここではこの原稿用紙が使われたのでしょう。

 

のり子が、アキに団長をやめてほしくなかったためにダイナマイト・ボンバーズをでっち上げたことを打ち明けますが、ここも今一つ理由が弱い気がします。

のり子がアキを慕っている描写ってほとんど無かったような…。

一応鈴本家にはのり子とアキが二人で写っている写真が置いてありましたが、アレから連想しろというのは少し酷なのでは。

別にミステリーものじゃないからいいのかな。

 

そしてアキが団長を辞め、のり子に引き継ぎます。

だから何度も言うように「理由が弱い」!

 

その様子を見た千綾がのり子に石を譲ります。

だから(略)

 

東京を離れ、千綾と大統領の電話の場面。

大統領の机にもガスマスクが。これは大統領のもの?千綾の予備のマスクが置いてある?これも謎なので保留ー。

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千綾自身はコミマ会場でガスマスク落としちゃってましたけど。

 

そして名曲「脳天気」。

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髪を風になびかせながら「なんともないよ」というこのカットはこの話数で一番心に染みるカットでした。

 

EDに乗せて山梨・静岡編のダイジェスト。

これってよく見るとモサ同士の戦いで樹海まで吹っ飛ばされて、そのまま解決できずに終わってません?省略されてるだけで解決編もあったのかな…。

 

ところで森の中で望未たち4人が眠るこのシーンについて。

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また「イージーライダー」ネタです。

これは見た人にしか伝わりにくいかもしれませんが、このカット、主人公たちが袋だたきにあうシーンを彷彿とさせません?

そして最後にいきなり雷に打たれるのも、イージーライダーのラストのアレっぽいとも言える気が。

 

意識しすぎですかね。

 

東京編総括

正直に言いますと、ローリング☆ガールズ全編を通して一番面白くなかったのがこの東京編でした。

何度も言ったように、キャラの行動の理由が毎度はっきりしないので、脳内がクエスチョンマークでいっぱいでした。

所沢編のように終始ド派手なアクション満載で「何となく楽しそう」であれば細かい理由も気にならないのですが、アキやのり子の葛藤が主題となっていた今回は、行動理由はもっと大事にすべきだったと思います。

 

いくつか保留にしている謎は、(投げっぱなしにならない限りは)後話数で出てきたところで拾っていくようにします。

 

さて、次回は愛知・三重編。

かなり好きなエピソードだったので、もう一度見るのが今から楽しみです。

【アニメ「ローリング☆ガールズ」第3話】ゲロイン再び。サンダーロードの名誉挽回は可能なのか?

第3話の感想・考察です。

所沢編が終わり今回からは東京編。

 

1話冒頭でもそうでしたが、ちゃんと説明があるわりには導入がわかりにくいです、この作品。

ロリペディアを読んだらいろいろ細かいことも書いてあるので東京オールウェイズの解説とかはそちらで。

ところで「ロリペディア」って『ロリ』と『ペドフィリア』を組み合わせた言葉っぽく見えてしまうんですけど、合ってますよね?

 

回想で出てきた文豪っぽい人が東京オールウェイズの団長・芥火竜之介とのこと。

なんで眼鏡かけてるのかなーと思ったんですが、「ALWAYS 三丁目の夕日」の登場人物 茶川(ちゃがわ)竜之介が元ネタみたいです(右の画像真ん中上の眼鏡の男性)。

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茶川(ちゃがわ)竜之介の元ネタはもちろん芥川龍之介

パロディのパロディになっててややこしい!

 

そんな小ネタはともかく、今回の自警団「双塔の騎士団」について。

東京タワーロボと東京スカイツリーロボのツインタワーロボの足下に本拠を構えていることからこの名前になっています。

そして団長の「サンダーロード」。

この名前は恐らくTHE HIGH-LOWSの「サンダーロード」から取ってると思います。

 

また小ネタになってしまいましたね。言いたくなっちゃうんです。

 

話を本編に戻します。

コミマ会場の美術は今までと全く違う水彩調で描かれています。

所沢編では特にそんなことはなかったので面食らいました。

今まで所沢から出たことがなかった望未が初めて訪れた東京の、しかもコミマという特殊な環境を美術の違いで印象づけるためのものでしょうか。

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キャラはごく普通のセルなので浮いてる気がしなくもないですが、それもそういう味でしょう。

 

4人で東京に向かう望未たちですが、方向音痴な結季奈や、せわしない逢衣、ガスマスクを付けたままの千綾を見て望未は「みんなちょっと変わってるかも…」と心の中で呟きます。

アニメや漫画でこれぐらいの個性は今どき珍しくもありませんが、こういうちょっとした点で望未の「普通」っぷりが強調されています。

 

話は少し飛んで、望未たちがダイナマイト・ボンバーズと間違えて捕まり、アキからいろいろと問い詰められるシーン。

ここで「勘違いだったか!ごめんね!」で済んでしまうと話が終わってしまうので疑いが晴れないままにしないといけないのは分かるのですが、アキがあまりにも無能団長に見えてしまうのが残念。

尋問役をアキ以外のキャラにするとか、思い切ってこの尋問シーンを飛ばすとか方法はありそうなものなのに、ここまでアキの印象悪くしなくても……と思ってしまいます。

 

そして石を探す望未たちですが、無いものをいくらさがしても見つかるはずもなく、見つかったと思っても見間違いで、それをルンバが無情に回収していきます。

ここで突然のゲロ!(2話連続2回目)

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放送当時も様々な憶測が飛び交いましたが、その理由は明らかにされていません。

日没(=極刑)までのタイムリミットが近づいているから……には見えません。これまで望未はその点はあまり気にしている様子はありませんでした。

マッチャグリーンの代理人としての勤めを果たさなければいけないというプレッシャーからのストレス、が一番妥当でしょうか。

2話で真茶未にゲロさせた制作側がそっちに目覚めてしまっただけかもしれませんが。

 

ところで後ろの3人も吐きそうな素振りを見せていましたが、ちゃんとこの後吐いたんですか!?(机ドンッ)

 

場面が所沢大統領府に移り、大統領も石を集めていること、大統領の娘が千綾であることが明らかになります。

大統領が「あの子にもそろそろ話しておかないと……」と言っているので、千綾には詳しい理由を教えずに石を集めさせている、といったところでしょうか(全話見たけど内容覚えてないんです…)。

大統領は石集めになり振り構っていられない様子。

石について情報が増えるというよりも謎ばかりが深まっていっている感じです。

 

ラストシーンでは、アキが(一瞬ためらいはするものの)自分の石と千綾からぶんどった石を両方売り渡すという暴挙に出たところで終了。

ゲストヒロインをこんなキャラに仕立て上げていいんでしょうか。

どうしてもこのラストシーンが必要だったのであれば、先ほどの無能シーンをなくすなどしないと、この第3話でアキに何一ついい印象がありません。クズキャラまっしぐらですよ。

 

所沢編の執行さんがいい悪役でありキャラとしても可愛かっただけに、落差が激しすぎます。

仮に第4話で挽回するにしても、この第3話が終わった時点で次の話を見たいと思わせられないとどうにもなりません。

絵的にもストーリー的にも所沢編と比べてだいぶ地味になっている東京編なだけに、せめてキャラクターぐらい魅力的に描いてほしかったです。

 

次回は第4話。東京編後半どんな内容だったっけ…。

 

【アニメ「ローリング☆ガールズ」第2話】執行さんと音無の過去について考える

ローリング☆ガールズ第2話「世界のまん中」の感想・考察です。

 

この第2話からOPが付くようになりました。「人にやさしく」ですね。

演奏する4人は可愛らしくて大変よろしいと思うのですが、音と演奏の動きがかなりかけ離れているのが少し残念です。

完璧に合わせるのは難しいだろうというのは分かってるのですが、8話のライブシーンであれだけ合わせられていたのですから、OPでもできないこともないはずでは…。贅沢言いすぎですかね。

 

ともあれ「頑張れ!」のカットは元気がもらえます。

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うん、ぼくがんばる!!

 

さて本編。

 

ゆうえんちに辿り着いた真茶未の前に執行さんと音無が現れるシーンですが、

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何故そんなところに…。

ナントカと煙は高いところに行きたがると言いますが、この二人が煙でない限りやっぱりナントカなわけで。

でもこういうコンビって好きなんですよね。

目下の心配事は、音無がいつ「~でヤンス!」って言い始めるかということぐらいでしょうか。

 

今まで様々な理由を付けて勝負を避けてきた真茶未に対して直接対決を申し込む執行さん。

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BD特典とかに、この絵柄で「勝負を避ける真茶未とそれに怒る執行さん・音無コンビ」の1分ぐらいのショートアニメ10本ぐらい欲しくありません?僕は欲しい。

 

中盤からの執行さんVSマッチャグリーンのバトルですが、これがなかなかえげつない。

格闘技アニメでもないのにここまでゴリゴリの格闘してるのも珍しい気がします。

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この腰の入った執行さんのボディブロー(メリケンサック付)ですよ。

メリケンサックて!昔の不良か!

そしてさらに、

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首相撲からの顔面膝蹴りて!キックボクサーか!

 

その後、吐瀉物→後ろ回し蹴りのコンビネーション(←この字面凄い)で形勢逆転した真茶未ですが、マッチャグリーンであることを隠していた理由として「幼少期にふざけて溺れたフリをした自分を助けようとして望未が死にかけ、自分がマッチャグリーンだと知ったらまた無理をしてでも助けにくると考えた」と語っています。

ここの「溺れたフリ」っていうのは何かしら意味があるのかなとちょっと考えました。

普通に「溺れそうなところを助けようとして逆に溺れた」でもよかったような…。

真茶未ほどの身体能力(当時からあるかわかりませんが)で溺れるのはおかしいという理由でしょうか。

本編終盤の再登場のところで理由の説明とかありましたっけ?(全話見たけど細かいとこまで覚えてなくて…)

それとも深読みしすぎる必要のない箇所なんでしょうか。

でも物語的には結構大事な話ですからねぇ…。

特に真茶未は望未のようにコンプレックスを持っている描写も無いので「フリ」の理由が分からずに少しだけモヤモヤしました。

 

んでその話を聞いた逢衣が望未に殴りかかってきて間違えてクロコダイルさんをぶん殴ってしまうシーンですが、

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ちょっと気持ちよさそうにしてんじゃねえよ!(気持ちはわかる)

 

そういえばクロコダイルってアリゲイターとどう違うんだろうと思って調べたところ、「口を閉じた際に下顎の前から4番目の歯が外から見える(Wikipedia)」とのこと。

このクロコダイルさんもちゃんと歯が見えてる…。相変わらず細かい。

 

そして物語のクライマックス、執行さんの過去の話へ。

幼少期、自分がヒーローになってみんなを守ろうと決意し、空から降ってきた「石」を手に入れて戦っているうちにいつの間にか戦いや武器に魅入られていたとのこと。

これも結構大事な話な気がするんですけど、だいぶ説明がざっくりしてて細かい理由は憶測するしかない状態です。

まあ執行さん自身

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「こまけぇこたぁいいんだよ!」と仰っていたのでいいんですかねぇ。

OVAで「執行さんの生い立ち編」が出るのを待つのみです。

 

それとこのときにいろいろ知っていそうな話し方をしていた音無も気になります。

そもそも音無はいつから執行さんと一緒に居るのかも劇中では明言されていません。

「思い出してはいけません!」「10年越しの自己矛盾だぞ!」という言い方から、執行さんがまだヒーローになりたかった10年前の時点で既に知り合っていると考えられます(執行さんはヒーローになりたかったことを忘れているので、音無と最近知り合って自らそのことを音無に語ったとは考えにくいです)。

音無の10年前となると恐らく小学生ぐらいでしょうから、執行さんは「かっこいいヒーローみたいなおねえちゃん」的な存在だったのではないでしょうか。

そして段々と戦いに魅入られていく執行さんをそばで見続け、それでも変わらぬ敬愛の念を抱き続ける…。

 

こんなこと書いてると二人の関係がどんどん美しく見えてきました。

「ナントカと煙は~」なんて言ってごめんなさい。

 

執行さんと真茶未のバトルはダブルノックアウトで終焉を迎え、ようやくロードムービーとしての本番「バイクの旅」へ。

全編通しての話で言うと、このバイク旅のシーンが思ったより少なかったのが残念でした。バイクが3Dでしかもそれにセルのキャラを乗せるので手間はかかるんでしょうが…。

1話まるまる4人でダベりながらひたすらバイクで走り続ける回とか見てみたかったです。「どうでしょう」みたいになりそうだな。

 

というわけで4人揃って東京に向かうところで2話は終了。

次回は3話、東京編。8/20に更新予定です。

その後も隔日で更新していこうと思っています。

 

P.S.

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ロリ執行さんの変な服かわいい。

【アニメ「ローリング☆ガールズ」第1話その2】打った布石を薙ぎ払う怒濤のキラキラ

前回が第1話のAパートのみで終わってしまったのでその続きBパートです。

 

まずは真茶未と望未がバイクで帰路に就いているシーンです。

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背景も相変わらずキラッキラですね。こういうしっとりした場面ではもうちょっと落としてもいいような気もしたのですが、ここでの望未のセリフにはモブであること(もしくは子供扱いされること)への劣等感が見えるので、モサへの憧れといった意味合いで周り(とバイクを運転する大人な真茶未)がキラキラして見えたのかもしれません。

実際、望未が自分のことを「モブ」と言ったのはこのシーンが初めてです。

序盤で、真茶未の「そばに居たい」ではなく「役に立ちたい」と言っていましたが、そこでもやはり「超えたい」という発想には至っていませんでした。

望未の中で自分が「モブ」であるということは(望未が自覚している以上に)根深く染みこんでいるのかもしれません。

 

日吉町プロペラーズ事務所でのミーティングはやや気になるところが。

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いや、確かにワニさんはめちゃくちゃ気になりますし、猫耳美少女は凄く可愛いんですが、気になるのは会話の内容です。

眼鏡の人の「交代で昼食を取って、引き続き警戒してくれ」という台詞を聞いて、本人達にとっては結構シリアスな問題であることがわかります。

基本的にコミカルな作風で進んできたために忘れがちですが、自警団同士の領土を賭けた「抗争」ですからねぇ。

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あっ、ワニさん顔の向き左右どっちでもいいんだ…。

 

そしていよいよゆきっぺ登場です。

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ナンバープレートの「1207」ってもしかしてと思って調べてみたらゆきっぺの誕生日(12月7日)なんですね。芸が細かい。

 

その直後のゆきっぺがプロペラーズに辿り着いたことを祝福するシーンで密かにこんなことが起きていました。

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なに望未に色目使ってんだよガキィ!

このガキには世間の厳しさを教えてやらねばなりませんね。

隣のワニさんはこんなに素直に喜んでいるというのに…!

 

その後のまぼろし軒のシーンでは執行さんを見た客や大将が露骨に嫌な顔をしていて、今回の抗争が、お互いの自警団だけでなく地元住民を含めた結構根の深い問題だとわかります(大将は数秒で籠絡されますが)。

そりゃあ領土問題ともなれば住民も無関心なわけないですよね。

 

そしてなぜか始まるラーメン早食い対決。

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割り箸を割るときに炎のエフェクトが出るアニメといのは始めて見た気がします…。

モサ同士の戦いは徹底的に派手にするという気概が感じられますね。

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猫舌執行さん可愛い。

 

そして出ました「イージーライダー」ネタ第2弾。

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執行さんのバイクは「イージーライダー」の主人公ワイアットが乗っている「キャプテン・アメリカ号」なんですね。

星条旗の星マークがハートマークになっていますが、それ以外はほぼまんまです。

格好良すぎますよ執行さん…。謝肉祭にでも行く気ですか。

 

そして最後は所沢ゆうえんちでプロペラーズの団員たちがピンチに陥ったところで引き。

 

 1話総括

作品の内容よりも、キラキラでドンパチでド派手な雰囲気を印象づけさせるための第1話だったように感じます。

千綾は素顔を見せず逢衣はほとんど台詞もないですが、下手にキャラ紹介的な1話にしてしまうよりも断然よかったです。

僕自身「何となく面白い」作品が大好きなのですが、この第1話を見て思ったのがまさしく「何となく面白そう!」でした。

執行さんの過去をちょっと臭わせたり、「月明かりの石」というキーアイテムをちらつかせたりと2話以降への布石は少しずつ打ってますが、全て忘れさせるようなキラキラなアクションが脳裏に焼き付いています。

細かいところはわからなくても2話をみたくなる、「最高の第1話」でした。

 

さて、次回は第2話です。

【アニメ「ローリング☆ガールズ」】第1話のモブとモサの緩急、そして萌えキャラ執行さん

第11回は、ローリング☆ガールズ第1話の感想・考察です。
今回は第1話のみで、あと11回に渡って各話の感想を書いていきます。

(※8/16追記 ちなみに放送当時に一度視聴済みです。ブログを書くにあたりもう一度1話から視聴しています)

冒頭にて世界観の説明がありますが、この部分を最後まで覚えてる人なんて果たしているのでしょうか…。

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「指導者・支配層・富裕層のほとんどが忽然と姿を消した→なんやかんやでご当地色を強めながら発展」

こういった大前提でありざっくりとした「if」にはあまり細かい理由はいらない、というのがSF的な楽しみ方をする作品なんだなという印象を受けました(最終的には実際どんどんSF方向に走って行きますが…)。
「楽しい」に理由などと無粋なことはナシだと言わんばかりの、「ローリング☆ガールズ」というお祭り作品の根底がここにうかがえます。

そして本作で何と言っても注目せずにはいられないのが、主演声優ユニットによるTHE BLUE HEARTSカバー楽曲の数々です。
執行さんとマッチャグリーンの対峙シーンの頭でドラムのハイハット二つ+フィルインが鳴って、ロックな感じのBGMだなと思った次の瞬間に可愛らしい声で「ヒマラヤほどーの!」と聞こえてきたときには嬉しいやらおかしいやらで一気にテンションが上がりました。
他の曲も一通り聴いたのですが、基本的にはアレンジは原曲に近いものになっていますね。
思い切りアレンジしまくるカバー曲というのも僕自身結構好きではありますが、女性声優がボーカルを務めるというだけで印象は大幅に変わっているので、今回のこのアレンジはTHE BLUE HEARTSファンにとっても安心できるのではないでしょうか。

そしてそして執行さんVSマッチャグリーンROUND1。

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ここまで無駄に派手な戦闘シーンってなかなか見ないですよね。
ケレン味大放出です。
「激しく見せよう」とか「技の威力を強そうに見せよう」とかなどではなく、ひたすら「派手で」「キラキラした」戦闘シーン。
ビビッドカラーのエフェクトもとても戦闘シーンに使うようなエフェクトには見えませんが、それがまた他作品にはない一つの「世界観」すらも作り出しています。
「マッチャパァァァンチ!!」って言いながら多少のキラキラは出るものの完全にただのグーパンなところもいいですね。

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執行さんとマッチャグリーンの戦闘スタイルの違いが如実に表れていると思います。

開始5分でここまで「面白そう!」と思わせることができる作品はそうそうないと思います。
オリジナル作品というネームバリューの無さを全て吹っ飛ばす5分間ですね。

戦闘が一段落したところでタイトルロゴ画面になるのですが、このロゴの小ネタを一つ。

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映画好きの方なら気付いているかもしれませんが、アメリカンニューシネマの名作「イージーライダー」のロゴのパロディになってるんですよね。
ロードムービーという作品ジャンルも含め「イージーライダー」の影響は散見されるので、僕が気付く限りこの後も紹介していきたいと思います。

ちなみにこの「イージーライダー」ですが、僕の大好きな映画の一つです。
内容よりも、アメリカの広大な大地を走り抜ける主人公たちをダラーッと眺めるのが最高に心地良いです。
ローリング☆ガールズが好きな人であれば是非とも見ておいていただきたい作品です。

閑話休題

タイトル明けのこのカット。

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茶畑が広がる道を自転車で走る女子高生という画があまりにも美しい。
ついさっきまでモサたちのド派手なバトルを繰り広げておいて、モブゆえの美しさを見せるこの落差が心に刺さりますね。

引き続き森友家での森友母子の会話のシーンですが、ここもマッチャグリーンの立ち位置などの説明をしつつも、普通の(=モブ)母子であることを強調した作りになっていると思います。
実際の団子屋の母子の会話なんて聞いたこともありませんが、このシーンを見ていると、普通の団子屋の母子ってこんな会話するんだろうと思えてきます。
モサの派手さも素晴らしい本作ですが、この「普通」の演出にクドさがなく心地よく見られるのも大きな魅力の一つだと思います。

しかし普通普通と書いてきましたが、望未がどっからどう見ても美少女なのは覆せない事実なわけです。

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あぁ、こんな看板娘がいる団子屋なら毎日通う…。

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そして執行さんVSマッチャグリーンROUND2。
いったんモブのモブらしさを映しておいて再度のド派手バトルですよ。
ド派手バトルをしておきながら最終的に絞め技→マスク剥がしというプロレスチック(しかも泥臭くヒール的)な展開に持って行くのもまた落差があってよかったです。
この第1話Aパートは緩急が非常に効果的に使われていましたね。
そしてくすぐられてバカ笑いする執行さん可愛い。

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その後ハイパーマッチャロボのブラフに見事に引っかかる執行・音無コンビも可愛かったですね。

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執行「ロボだって!?」
音無「そのような情報は…!」
執行「しかもいきなり『ハイパー』だぞ!」

 うーんこの馬鹿っぽさ最高ですね。

 


…と、思ったより長くなってきたので今回はAパートまでで。

Bパートは次回書きます。

(※8/16追記 Bパートの感想・考察書きました)

ところで冒頭に出てきた桜田門駅と国会議事堂がピンク色で萌えキャラペイントされているのは「桜だもん!」っていうニュアンスの洒落…なのでしょうか。

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【シン・ゴジラ】ゴジラへの恐怖と応援する気持ちの同居

3.11と「シン・ゴジラ

7月31日の暑い日の朝、僕は初代「ゴジラ」を見ていました。

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白黒の画面の中、焼け野原になっていく東京の街を見ながら、終戦から9年しか経っていない1954年に「ゴジラ」を見た当時の人たちの心中がどんなものだったのだろうかという空想が頭の中をグルグルと巡っていました。
しかし、空想は空想にすぎず、頼りのWikipediaの「当時の人々は~」といった記述は単なるネット上の記述にすぎず、実際のところは当時見た人に尋ねる以外になく、ご老人に知人の少ない僕にはそれを知る手立てはありません。

その日の夕方に見たのが「シン・ゴジラ」でした。

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誰が見てもわかる通り、3.11を強く意識して作られた作品です。
今回「シン・ゴジラ」を見て覚えた感覚が初代「ゴジラ」を見た人のそれと全く同じとは言えませんが、50年後に「シン・ゴジラ」を見た人には味わえない感覚だと思うと、大変貴重な経験をできているとは思います。

3.11関連で更に言えば、件の原発事故があり、とにかく「原子力」というものに対して敏感になった日本において、もう二度と(少なくとも僕が生きている間ぐらいの期間は)ゴジラ映画は作られないだろうと思っていました。
仮にできたとしても、「原子力」の設定はかなり控え目になると思ったのですが、ここまで真っ向から描写されていたのは意外です。そしてその点について「不謹慎だ!」と騒ぐ人がほぼ見受けられないのは更に意外でした(もちろんゼロではないんでしょうが)。
(少なくともフィクションにおいては)「原子力」を題材とすることについて問題が無いということを知らしめたのは、日本のエンタメ業界に大きな影響を与えたのではないでしょうか。

 

造形

まず、予告編などでパッと見た感じでは、平成シリーズで育ってきた僕にとって、ゴジラが帰ってきたと素直に思わせてくれる印象でした。
ギャレス版がアレだったからでしょうか…。
赤くただれた皮膚やら目の印象やら尻尾の異常な長さやら、明確に差別化してきた部分は多々ありましたが、あくまで"ゴジラ"の範疇で「格好良く」「恐ろしい」デザインに仕上がっています。
長い歴史の中でデザインも立ち位置も大きく変わっていったゴジラですが、原点を辿ればあくまで「恐怖」の象徴です。
予告編やポスターといった情報の少なかった時点でもその恐怖はビシビシ伝わってきたのは、怪獣の造形として非常に優れていた証拠と言えるでしょう。

 

恐怖

恐怖という意味でゴジラの原点に戻ったという印象も受けますが、実際に感じる恐怖や絶望感は圧倒的に初代よりも「シン・ゴジラ」の方が上です(映像技術の進歩があるので当たり前かもしれませんが)。
何をどうやったって人間はゴジラには勝てない、もう地球はお終いだ…という絶望感は、過去のゴジラシリーズだけでなく、今まで観たあらゆる作品の中でもトップクラスでした。

例えば「ウルトラマン」ならウルトラマンが助けに来ますし、「アイシールド21」ならヒル魔の奇策が残っていますし、安い少年漫画ならご都合主義で上手くいきますし、良い少年漫画なら主人公がそれまで培ってきた努力が理にかなった展開を経て開花します。
しかし、「シン・ゴジラ」ではゴジラという存在以外は徹底的にリアル路線です。
スーパーXのような超兵器もなければモスラのような人間を守ってくれる怪獣もいない。

取り得る手段は、自衛隊か、ヤシオリ作戦か――核。

なのでこの3つのうちの「自衛隊」がタバ作戦失敗で破れたときにはこの世の終わりを感じましたね。

 

負けるなゴジラ

ところで「シン・ゴジラ」を観ていて「ゴジラ負けるな!」と思ってしまった人はどれぐらいいるのでしょうか。
僕はタバ作戦の中で一瞬その感情が芽生えました。

最初は口径の小さめの銃火器から攻撃を始めて、徐々に火力を上げていく作戦内容だったのですが、火力が上がっていく中で、ゴジラに着弾したときの爆煙も徐々に大きくなっていきます。
そして、ゴジラの大部分が爆煙に包まれ、パッと見ゴジラにかなりのダメージを与えているように見えます。
ゴジラ登場からずっと「どうやって倒すんだろう…」と考え、終盤は「ヤバい!もう人類滅びる!!人間頑張れ!!」と思っていたのですが、このときだけは「え…こんなに爆撃食らってゴジラ大丈夫なん…?ゴジラが負ける…?いやだ!ゴジラ頑張れ!!」とゴジラを応援していました。
制作側が狙ってこう感じるように演出したかは知る由もありませんが、不思議なことにあの一瞬だけはゴジラ側に感情移入していました。

僕は平成シリーズを見て育ってきた人間なので、ゴジラは「人間の味方ではないけど悪い怪獣じゃない」という印象がすり込まれているのでしょうか。
これは元々ゴジラに対して持っている印象によって全然変わってきそうですね。

 

終わりに

ラストシーンの人間っぽいアレは何なのかとかストーリーに関する考察は気が向けばまた。
でもそんなの他の人がとっくにやってるだろうからなぁ…。